「テストの花道」出演・石井雅勇先生から受け継ぐ医学部受験指導-代官山MEDICAL学院長・緒方隼平が考える、これからの医学部受験-

代官山MEDICALは、長年にわたり医学部受験に特化した指導を行ってきました。

その歴史を築いてきたのが、前学院長の石井雅勇先生です。

石井先生は、医学部受験指導、とりわけ英語指導に長く携わり、NHK Eテレ「テストの花道 ニューベンゼミ」ではセンター試験のリスニングについて監修・出演するなど、予備校の教室を越えて英語教育に関わってきました。

そして現在、その石井先生から学院長を引き継いだのが、私、緒方隼平です。

私は長年、代官山MEDICALで生物を教え、多くの医学部受験生と向き合ってきました。

学院長という立場になった今、改めて考えていることがあります。

それは

「石井先生が作ってきた代官山MEDICALの何を残し、何を変えていくべきなのか」

ということです。

目次

石井先生から教わった「医学部に合格させる」という責任

石井先生から学んだことを一つだけ挙げることはできません。

授業の方法、受験校の選び方、生徒との接し方、保護者との向き合い方。

細かなものまで含めれば、本当に数え切れません。

しかし、その根底にあったものは非常にシンプルだったように思います。

「預かった生徒を医学部に合格させる。そのために必要なことを徹底的にやる」

という姿勢です。

医学部受験では、ただ授業を受けていれば合格できるわけではありません。

英語、数学、理科の学力はもちろん必要です。しかし、それだけではありません。

毎日きちんと勉強できているか。
復習は十分か。
テストの結果を次の学習につなげているか。
志望校の選び方は適切か。
受験が近づいたときに精神的に崩れていないか。

一人の受験生を医学部合格まで連れていくためには、そのすべてを見る必要があります。

石井先生が作ってきた代官山MEDICALには、その「泥臭さ」がありました。

私は、それをなくしてはいけないと思っています。

「授業が分かる」だけでは、医学部受験は終わらない

私自身、生物の講師として長く教壇に立ってきました。

授業をしていて感じるのは、医学部を目指している生徒だからといって、最初から勉強の仕方が分かっているわけではないということです。

むしろ、

「何を勉強すればよいのか分からない」

「授業では分かったつもりなのに、テストになると解けない」

「勉強時間は長いのに成績が伸びない」

という生徒は少なくありません。

だから私は、授業そのものと同じくらい、その生徒が授業の外で何をしているかを見ることが重要だと考えています。

代官山MEDICALには、Weekly TestやMonthly Testがあります。

テストは生徒を順位付けするためだけにあるものではありません。

学習した内容が本当に定着しているのかを確認し、

「なぜ点数が取れなかったのか」

「次の1週間に何を変えるのか」

まで考えるためにあります。

医学部受験では、この小さな改善を何十回、何百回と繰り返すことが、最後には大きな差になります。

石井先生の時代から変えてはいけないもの

学院長が石井先生から私に代わったからといって、すべてを新しくすればよいとは考えていません。

むしろ、石井先生が長い時間をかけて作り上げ、実際に多くの医学部合格者を送り出してきた仕組みには、残すべきものがたくさんあります。

例えば、

・生徒と講師の距離が近いこと
・分からないことをそのままにしないこと
・テストを繰り返し、学習状況を確認すること
・一人ひとりの生徒の変化を細かく見ること
・医学部入試を知るプロ講師が指導すること
・必要なときには厳しいこともきちんと伝えること

代官山MEDICALの卒業生から、よく「あのとき先生に言われたことを今でも覚えている」と言われます。

予備校の仕事は、授業を提供することだけではありません。

生徒の行動を変え、医学部に合格できる生活に変えていくところまでが、私たちの仕事だと思っています。

一方で、これから変えていきたいこと

石井先生は、非常に強いリーダーシップを持った学院長でした。

一人で多くの生徒を見て、瞬時に判断し、必要な指示を出す。

私が同じことをそのまま真似しても、石井先生にはなれません。

だからこそ、私は別の方法で代官山MEDICALを強くしていきたいと思っています。

その一つが、講師と教務スタッフがチームとして一人の生徒を見ることです。

・授業中の理解度や、講師が感じた小さな変化
・自習室での学習状況や、日々の登校・学習時間
・担任面談で見えてきた悩みや、志望校に対する考え
・保護者とのやりとりから分かる家庭での様子
・Monthly Testに表れた成績の変化

それぞれを別々の情報として持つのではなく、できるだけ共有して、生徒を見る解像度を高めていきたい。

一人のカリスマが100人を見るのではなく、多くのプロフェッショナルが一人の生徒を見る。

それが、これから私が作りたい代官山MEDICALです。

医学部受験だからこそ「自分で学べる人」に育てたい

もう一つ、私たちが大切にしたいことがあります。

医学部に合格することは、もちろん大きな目標です。

しかし、医師になる人にとって、医学部合格はゴールではありません。

大学に入ってからも学び続けます。
医師になってからも、新しい医学知識や治療法を学び続けます。

つまり、医師を目指す以上、一生勉強することになります。

だからこそ受験生のうちに、

「言われたから勉強する」

だけではなく、

「自分には何が足りないのか」
「何を調べればよいのか」
「次に何を勉強すべきなのか」

を自分で考えられるようになってほしいと思っています。

もちろん、最初からそれができる生徒ばかりではありません。

できないからこそ、私たちが横について、一緒に考えます。

そして少しずつ、自分で歩けるようにしていく。

これも代官山MEDICALの教育だと思っています。

「この子を医学部に合格させるにはどうすればいいか」から始める

医学部予備校を探している保護者の方から、

「今の成績でも医学部に行けますか」

と尋ねられることがあります。

もちろん、現在の成績は重要です。

しかし、それだけで一年後の結果が決まるわけではありません。

私たちが最初に考えるのは、

「この生徒を医学部に合格させるためには、これから何を変えなければならないか」

です。

学力かもしれません。

勉強時間かもしれません。

生活習慣かもしれません。

受験校の選び方かもしれません。

場合によっては、本人が医学部受験とどう向き合うかというところから考え直す必要があるかもしれません。

生徒によって答えは違います。

だから、代官山MEDICALは一人ひとりを見ます。

これは石井先生の時代から変わらない考え方です。

石井先生から受け取ったバトンを、次の代官山MEDICALへ

石井先生が作った代官山MEDICALを、そのまま保存することが私の役割だとは考えていません。

一方で、「新しい学院長になったのだから全部変える」ということでもありません。

残すべきものは残す。
改善すべきものは改善する。

そして何より、

生徒一人ひとりを見て、医学部合格まで徹底して付き合う。

この原点は変えません。

石井先生から私が受け取ったものを、今度は私一人のものにするのではなく、講師や教務スタッフと共有し、組織として次の世代へつないでいきたいと思っています。

代官山MEDICALがこれまで大切にしてきたものと、これから目指すもの。

その両方を、これから少しずつ皆さんにもお伝えしていきたいと思います。

代官山MEDICAL
学院長 緒方隼平

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