こんにちは。代官山MEDICAL学院長の緒方隼平です。
医学部予備校を選ぶとき、保護者の方が抱く不安は、学力に関することだけではありません。
毎日きちんと勉強できるだろうか。新しい環境になじめるだろうか。困ったときに相談できる人はいるだろうか。
特に、地方からお子さんを送り出す場合には、生活の様子が見えなくなることへの心配もあると思います。
今回は、石井雅勇先生とともに代官山MEDICALの日常運営を支えてきた伊藤様の言葉から、保護者との対話について考えたいと思います。
説明の前に、不安を受け止める
聞き取り記録には、地方の保護者から、渋谷という場所柄、子どもが遊んでしまうのではないかと心配されることがあった、と記されています。
そのとき伊藤様が大切にしていたのは、すぐに否定することではありませんでした。
まず「心配ですよね」と受け止め、その上で、具体的な対応を丁寧に説明する。
この順序に、代官山MEDICALが大切にしてきた対話の姿勢が表れていると思います。
保護者が知りたいのは、単に「大丈夫です」という返事ではないはずです。
何を把握しているのか。どのように見守るのか。何かあったとき、どう対応するのか。
そうした具体的なことが分かって、初めて安心につながります。
質問の奥にある心配を考える
伊藤様は、相手の発言の背後にある気持ちを読み取ることが大切だと話しています。
これは、生徒からの質問でも同じです。
例えば「この先生のマンツーマン授業を受けたい」という希望があったとき、時間割や空き状況を伝えるだけで十分とは限りません。
授業についていけないのか。特定の分野に不安があるのか。その先生に相談したいことがあるのか。
希望に至った理由を聞くことで、本当に必要な支援が分かることがあります。
保護者との対話でも、質問に答えながら、その質問が生まれた背景を理解することが大切です。
一人ひとりに合った説明をする
伊藤様は、対応を身につける過程で、その都度、石井雅勇先生に確認しながら経験を重ねたと振り返っています。
答えの言葉を覚えるだけでなく、目の前の相手にどう伝えればよいかを考える。その積み重ねだったのでしょう。
同じ説明でも、受け止め方は家庭によって違います。
受験に詳しいご家庭もあれば、医学部受験が初めてというご家庭もあります。子どもの自主性を尊重したい方も、日々の状況を細かく知りたい方もいらっしゃいます。
私たちは、その違いを理解しながら説明する必要があります。
安心は、日々の対応から生まれる
保護者の信頼は、一度の面談だけで完成するものではありません。
相談したときに、きちんと話を聞いてもらえる。分からないことには、確認した上で答えてもらえる。気になることを伝えた後、対応が分かる。
そんな日々の積み重ねによって育っていくものだと思います。
石井雅勇先生と伊藤様が築いてきた信頼も、目の前の一人に丁寧に向き合うことから生まれたのでしょう。
小さな心配でも、言葉にしていただいて構いません。
その言葉を受け止め、本人にとって何が必要かを一緒に考えることも、医学部受験を支える私たちの仕事です。
代官山MEDICAL
学院長 緒方隼平



-1-1024x536.png)
-1-1024x536.png)
コメント